皆さんこんにちは。たびしんと申します。
先日、会社の検診の結果が来ました。恐る恐る覗いてみると、ついに恐れていたことが!
HbA1cてなに?
ヘモグロビンは赤血球内のタンパク質の一種で、全身の細胞に酸素を送る働きをしています。
血液中のブドウ糖がヘモグロビンとくっつくと糖化ヘモグロビンになります。
血糖値の低い状態が続くと、ヘモグロビンに結合するブドウ糖の量が少くなるので、HbA1cは低くなります。
血糖値の高い状態が続くと、ヘモグロビンに結合するブドウ糖の量が多くなるので、HbA1cは高くなります。
血糖値との違い
血糖値とは、血液中の糖の濃度を指します。
両者の大きな違いは、血糖値は短期的に上昇したり下がったりするのに対し、HbA1cの数値は何ヵ月間もの間変動することがないことです。
血糖値は食後はすぐに高くなりますが、HbA1cは運動や食事などの要因で即座に上がったり下がったりすることはなく、1ヵ月以上も同じ数値が続きます。
血糖値が高いほどヘモグロビンに結合するブドウ糖の量が多くなります。いったん糖化したヘモグロビンは、赤血球の寿命(120日)が尽きるまで元には戻りません。
HbA1c基準値
- 正常 5.2%未満
- 要注意 5.2~5.5%
- 糖尿病が否定できない 5.6~6.0%
- 糖尿病型 6.1%
HbA1cが基準値を出てしまった!
私のHbA1cは5.6%
人によってはちょっとだけじゃん!なんて意見も。
しかし、油断してはいけません!この早期の段階で手を打ち始めないと、本当に病気になってしまうのです!
糖尿病の診断が下りてしまってからでは遅いのです。
病気になってしまったら「食事制限」と一生付き合わなければなりません。
今の早期の段階なら、適度に好きな食事を楽しむことも出来ます。
やるのは今なのです!
糖尿病を予防するには
糖尿病(2型)の主な原因は偏った食生活、肥満、過度なストレスなどです。
特に食生活には普段から気を配り、炭水化物が中心の偏った食事をできるだけ避け、野菜を十分に取り入れるようにしましょう。
また、ストレスの解消も兼ねてなるべく外に出て身体を動かしてみましょう。
少し前から始めていたスロージョギングとダイエット。
良い機会です!これを本格的に始めましょう!
前途でも述べたように、血糖値は短期的に上昇したり下がったりするのに対し、HbA1cの数値は何ヵ月間もの間変動することがありません。
そして、いったん糖化したヘモグロビンは赤血球の寿命(120日)が尽きるまで元には戻らないのですから
短期的なダイエットでは意味がありません。
生活習慣そのものを変えていく必要があります。
食生活は「糖質」にも注意が必要になってきます。
次回、糖質制限メニューをお送りします。