中正紀念堂て、どんなところ?
おはようございます。旅しんと申します。
中正紀念堂とは、中華民国の初代総統である蒋介石を追悼するために建てられた建築物で、「中正」とは蒋介石の本名を表しており故宮博物院や台北101と並ぶ台北のシンボルです。
1975年に蒋介石が87歳で逝去した際、行政院(日本の内閣に相当する機関)の意向で建設が計画され、蒋介石の90歳の誕生日である1976年10月31日に竣工。
死後ちょうど5年目にあたる1980年4月5日に一般開放されました。
メインフロアの奥には巨大な蒋介石の銅像があり、その前には儀仗兵という銃を肩から下げた衛兵が数名います。
1時間ごとに交代式が行われています。
中正紀念堂アクセス
台北駅より赤のライン(淡水信義線)にて2つ目の駅、駅名も「中正紀念堂駅」です。
ここのおすすめポイントは!なんと言っても駅チカ!
5番出口を出て振り返ると、そこにあるくらいです。
中正紀念堂の見どころ①
迫力ある正門
広大な広場には両サイドに「国家音楽庁」と「国家戯劇院」があります。
歴史的建造物のようにも見えますが、意外にもこの広場や建物のそばでは
若い子たちが集まってダンスの練習をしたり、地元の人が体操をしたり
わりと賑やかな雰囲気です。
そして、中央の先には「中正紀念堂」が待ち構えています。
中に入るには、階段で登るようになっています。
近づいてみるとその高さはとても高く、普通の建物の4階ぐらいに相当する高さです。
実は中にエレベーターがあるので、足の不自由な方も安心ですよ。
建物内の1階には展示場やお土産売り場もあります。
階段を上っている間は、ピラミッドを登っているような気分にも浸れます。笑
建物の中の作りも細かく芸術的です。
蒋介石の席座像が置かれており、座っているのに高さは6.3mもあります。
背後の壁に書かれた「科学」、「民主」、「倫理」は蒋介石の政治理念で三民主義の本質というものです。
中正紀念堂の見どころ②
衛兵交替式
銅像を守る儀仗兵(衛兵)の姿はまったく微動だにしません。
見ているこちら側にも緊張感が伝わります。
1時間に1度の交替式が始まりました。
衛兵交替式の時間は09:00、10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00、17:00ピッタリに行われます。
衛兵は、海軍・陸軍・空軍の順番で半年ごとに入れ替わります。
制服の色の違いで今の時期は何軍なのかわかります。
- 海軍は白(夏)・紺(冬)
- 陸軍は深緑
- 空軍は青
台湾リピーターなら、コンプリートするのも楽しいですね。
中正紀念堂の見どころ③
こちらは夜の様子です。
広場は24時まで入ることができますが、紀念堂は18時で閉館です。
夜間はライトアップもされて、とても綺麗です。
見応えがあります。
夜でも若い子たちがダンスの練習や、歌声など聞こえてくるので
安心して観光できる場所です。
特におすすめなのが雨上がりです。
台湾旅行に来て生憎の雨でも、夜になったら写真を撮ることをおすすめします!
水たまりの反射する景色がとても綺麗です。
中正紀念堂は昼も夜もおすすめ
いかかでしょうか。台北駅からアクセスも良く、昼間の楽しみ方・夜の楽しみ方、双方に魅力があります。
また、雨の日でないと見ることの出来ない景色もあり!
台湾旅行の参考にしてみてください。
では、また。